問屋業界の激しい競争


アメリカの問屋が取引店舗数が少ないのに売上金額が大きいのは、店舗に必要な化粧品から雑貨、衣料、食料品に至るすべての商品をとり揃えて、まとめて配送しているからです。


これがフルライン機能です。


激しい競争に生き残るには、フルラインにして輸送コストを引き下げなければなりません。


そうすることによって問屋は、メーカーにとっても小売店にとっても不可欠な存在になりうるのです。


決して問屋無用論はありえません。


・・・なぜならば、メーカーによって製造された商品は、いずれにしても小売店に配送されなければならないからです。


個々のメーカーが配達するより、問屋がフルラインにまとめて配達したほうがコストダウンできるならば、問屋の機能は必要になるはずです。


これからの問屋は当然それを目指さなければなりません。


安保理の機能 4

第3回は、58年で、やはり中東(レバノン)問題でした。


第4回は、60年のコンゴ問題のときです。


この問題はあとで詳しく述べます。


第5回が、67年でやはり中東問題でした。


最後の第6回は、1980年1月、ソ連によるアフガニスタン侵攻(1979年12月)に関して行われました。


まず、スエズ危機のときですが、イスラエル軍がエジプトのシナイ半島を侵略し、イギリス、フランス両軍がイスラエルを助けるという事態が起こりました。


そこで、アメリカが(いまのアメリカのイスラエル政策を考えると信じられないことですが)、イスラエル軍の撤退と武力行使反対という決議を提案しました。


ところが、このアメリカの提案に対しては、イギリス、フランスが拒否権を行使したために、安保理が機能できなくなってしまいました。


そこで、ユーゴの提案で、「平和のための結集決議」にしたがって緊急総会を招集することを決定したのです。

安保理の機能 3

緊急総会に関してとくに重要なものとして、1950年の「平和のための結集決議」があります。


当時、朝鮮戦争が始まっていました。


当初はソ連が、中国の代表権問題で安保理をボイコットしていたために、国連軍の結成が可能になったのですが、ソ連は8月末には安保理に復帰してきて、それ以後安保理が機能できなくなったのです。


そこで、アメリカなどの工作もあって、そういう場合には問題を総会に移すことができるようにしようということで、そのための手続きをも含めて定めたもの、それが「平和のための結集決議」です。


最初の緊急総会は、まさにこの「平和のための結集決議」に基づいて招集されました。


いままで緊急総会は、全部で6回開かれています。


第1回および第2回は、1956年のスエズ運河危機をきっかけとして起こった中東戦争のときです。


そのときには、ほぼ同時にハンガリー動乱が起こり、この2つの件に関して緊急総会が開かれています。

安保理の機能 2

緊急総会という形での国際社会の意志決定の重要性は、まだ失われていないのではないかということです。


もう一つ私が緊急総会を重視したい理由があります。


それは、仮に大国間協調が行われたとしても、あるいはむしろ大国間協調が行われればますます、「人類の議会」ともいうべき総会が、大国の意志が反映されやすい安保理とは独立した自らの意志表示を行うことによって、安保理の(というより、大国の)独走をチェックする必要性が増しているのではないか、ということなのです。


いまの総会と安保理との権限関係を前提にする限り、このことは不可能です。


しかし、湾岸危機・戦争に際して総会が全く発言できなかった事実は、逆に現在の両者の権限関係をそのままにしておくことには重大な問題があることを露呈したと思うのです。


私たち日本人が国連強化という問題を考えるとき・・・


日本が安保理の常任理事国になるかどうかというようなことよりむしろ、こういう根本問題について国際社会に対して積極的な問題提起をすることの方がはるかに重要だと感じざるを得ません。

安保理の機能

安保理の総会には、通常会期(第20条)というのがあります。


毎年、9月の第三火曜日に始まって、クリスマス直前に終るようになっているのです。


このほか総会は、「必要がある場合に特別会期として会合する」(同条第二文)という規定があり、安保理の要請や国際連合加盟国の過半数の要請があるときに随時会合できることになっています。


・・・これが緊急総会です。


私が緊急総会をとくに重視するのには、いくつかの理由があります。


まず、大国の拒否権によって安保理が機能できなくなった場合に、総会がそれなりの努力をしてきたという現実があるということです。


次に、近年顕著になった大国間協調の下では、安保理が機能しやすいために、緊急総会という形での総会の出番がなかなかなく、まわってこなくなっているわけですが・・・


しかし、それにもかかわらず、いまの大国協調体制が長く続くかどうかはまだまだ予断を許さない面があるということです。

今、日本人が考えるべきこと 4

アメリカ資本を導入すると、アメリカは西ドイツにおけるアメリカ権益を守るために防衛力をさしむけるはずだ、というような考えが基礎にあったわけです。


したがって、西ドイツは自由化を積極的に推進したのです。


これが日本との非常に大きな相違でした。


日本・西ドイツの差をひとことでいえば、


「戦後を生きぬく知恵が西ドイツにはあって、日本にはなかった」


・・・ということでしょう。


日本はただただアメリカにすがっていればいいと思っていました。


しかし、そのアメリカとの関係がおかしくなってしまったのです。


元首相の吉田茂氏も、そこまでは、予測できなかったのではないでしょうか。


吉田氏は、日本がアメリカを脅かすような存在になるとは考えてもいなかったと思います。


計算上のことではありますが、10年以内に日本のGNPがアメリカを追い抜くとさえ予測されているのです。


1番が2番に抜かれる時、「おまえ、よくやった」ということはないのであって、「この野郎!!」というのが今のアメリカの立場かもしれません。

今、日本人が考えるべきこと 3

特徴的なのは、自動車産業の構造です。


ドイツにはGM系のオペル、フォード系のドイツ・フォードがありますが、これらを含めると輸入車は総需要の半分以上を占めることになるでしょう。


フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツとGM、フォードが共存しているわけです。


こういうかたちでアメリカの資本を入れた西ドイツと日本の違いが今ここにいたって大きく表面化してきています。


アメリカも、いくらフォルクスワーゲンが自国の市場に入ってきても文句をいえないでしょう。


西ドイツには、GMとフォードはおれの国で事業をしているぞ、という切り札があるからです。


西ドイツの上場企業の中で、外国資本はこ5パーセントほどを占めていますが、日本は3パーセント。


西ドイツは資本自由化を早い段階からはじめて今にいたっていますが、日本はあくまで渋りつづけてきたために、今や自由だ、だれでも入ってこれるといったところで、外国資本はもう入ってこれないのです。


西ドイツには、一貫したストラテジー(戦略)がありました。

今、日本人が考えるべきこと 2

最近の円の切り上げは9月22日からはじまったわけですが、この間の倒産件数は減りに減っており、前年の倒産は、さらにその前年に比べて件数で28パーセント、金額では45パーセントも減っているのです。


前年同月比で毎月毎月減り続け、37か月目になりますが、日本の倒産史上はじめてのことが、円が240円台から30円台になる過程で起きたことに注目すべきことです。


産業によっては、対応に苦慮しておられるところもあるのは事実でありますが、全体的に流れを把握するとハッピーといえるわけです。


失業率も下がっており、倒産件数は減る、倒産金額も減る、失業率も減る・・・


円高はたいへん結構というはずなのですが・・・。


日本は原材料を買って、加工して輸出している国です。


この原材料が半値で買えるのです。


これが大きな意味を持つことを忘れてはなりません。


しかも原油価格が下がったことも含め、エネルギーに関するコストが低下しています。


円高は裏返せば、日本人の労働が高く売れるというとでもあります。


同じものを同じ労働力で作ったとした場合、かりに1万円で売れていたのが2万円で売れるのですから、ありがたい話なのです。


自由な市場においては、通貨が高くなるということはお祝いすべきこと、お赤飯なのであって、お通夜ではないのです。


西ドイツは貿易の自由化、資本の自由化を非常に早い段階で実施し、自由化すること自体が西ドイツの競争力を高めるという信念がありました。


日本は渋々やっていて、世界から非難されているわけですが、日本は貿易の自由化によって弱くなったか、資本の自由化によって弱くなったかといえば、そうはなっていないのです。


・・・むしろ、強くなっているのが現実です。


今、日本人が考えるべきこと

世界一の経済大国とはいっても、そうなってからたかだか数十年。


これが10年も続けば、だいぶ変わってくるのではあるでようが・・・。


今、日本が考えるべきことは何でしょうか?


私はまず、円高を、襲いかかってくる災害のようにいうのは間違いであることを指摘しましょう。


西ドイツ駐在中のこと、中央銀行の総裁をしていたブレッシングの葬儀が行なわれたさい、当時の経済大臣のシラーが追悼演説をしましたが、在任中、3度の通貨切り上げをしたブレッシングに大いなる賛辞を贈ったのです。


これにはいささか驚きました。


・・・というのは、そのころ日本は円の切り上げをめぐって、


「切り上げさせられたらおしまいだ。現状を死守せよ」


・・・と頑張っていたからです。


ところが、シラーは、ブレッシングは切り上げで通貨価値を守ったといいきりました。


つまり、切り上げをポジティブに評価したわけです。


いまだに日本人は切り上げをマイナスにとらえているのではないでしょうか。


・・・これは大間違いで、たとえば、はっきり数字が裏付けています。

犬の無駄吠えを防止する

犬の便が軟らかくなったり、下痢症状を起こした時は、


●食事の量が多過ぎるので減らしてやる


●便の状態をよく観察する


●便の状態をみながら、適量を決めていく


・・・これがポイントです。


犬も10歳を過ぎる頃から老境に入り、からだのあちこちに異常がみられるようになります。


排泄のしつけが崩れたり、視力・聴力の低下ばかりか歯ももろくなってきます。


生殖器の機能も低下しますし、体温の調節もうまくいかなくなるなど、老化現象が目立ってきます。


老化する前に、無駄吠え防止はしておきましょう。


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